散歩道の花

ラバテラ・ハナアオイもＣ家によく登場する花です。私も２０１５年くらいから何回かこの美しい花をホームページに載せてきました。例えば lavertera bicolorを載せていました．その他に今回の花の様なピンク一色lavatera mestrinsも載せたことがあります．かなりの種類がゼニアオイ属に再分類されているそうですが、現在２５種類があるそうです。地中海沿岸地方、中央アジア、オーストラリア、北米カリフォルニア、メキシコなどで見られ、アメリカでは既に野生化していると言われています。
ラバテラの属名は、フランスの植物学者で、植物の花の型で植物のの分類や属を研究していたJoseph Pitton de Tournefort（トゥルヌフォール1656-1708）によってスイスの医者で博物学者だったたLavater兄弟（ラバテラ兄弟 Johann Heinrich Lavater （1611ー1691)と Johann Jacob Lavater (1594ー1636)に１７５３年に献名されたとネットにありました。トゥルヌフォールは１７０８年に死亡していて、１７５３年にラバテラ属を報告したのはリンネでした。リンネの報告にはラバテラ兄弟やトゥルヌフォールの事は記されてありませんが何か事情があったのでしょう
今回の写真の花は代表的なラバテラ－－ラバテラ・トリメストリスとよく似ています．今は育種された園芸種もたくさん出回っているようですので特定は難しいですがトリメストリスの園芸種かも知れません。きれいですね。アオイ科 (2018.7.23)
1)Linnaeus, Carl von: Species Plantarum 2: 692. 1753. (Lavatera trimestris L)