散歩道の花 １月の花 その１０
キリタンツス・ブラキスキフス
今までキリタンツスの花は何回も我が散歩道の花や旬のページに載せてきました。すべてＣ家の花で、色は赤橙色やクリーム色、あるいは黄色の花でした。
今年も花期を迎えて門前に置かれ始めています。黄花が最初でした。今まであまり注意せずに、いずれもキリタンツス
マッキンリ−種だと思っていました。しかし、よく見るとこのキリタンツスは、花被裂片がほとんど反り返っていません。調べるとキリタンツス・ブラキスキフスと言う種類にそのようなものが見られたと言う記載がありました。
キリタンツス・ブラキスキフスも南アフリカが原産の花です。オレンジ色と黄色の種類があります。
そして開花期は１０月ごろから２月ごろまでで寒い季節にも咲く花です。花弁の反り返りもマッケニーほどはっきりしてなくても
見られるようです。
学名は、Cyrtanthus brachyscyphus Bakerです。イギリスの植物学者でBaker（ベーカー1834-1920)
が１８８８年に報告しています。なお、代表種ともいえる
Cyrtanthus mackenii Hookは、それより少し前の１８６９年の報告でした。この花については２０１６年２月の旬のページにも載せてあります。
ヒガンバナ科(2017.01.16)
1)Baker, John Gilbert ：Handbook of the Amaryllideae 55. 1888. （
Cyrtanthus brachyscyphus Baker）
