散歩道の花

Ｃ家で原種系アネモネと言われている清楚な魅力のある花が咲き始めました。このアネモネについては２０１０年の旬のページに載せています。その時、原種系と言われている沢山のアネモネの中からよく似ているアネモネ・ジルベストリスではないかと書いています。今回は、そのジルベストリスとして記してみました。この花を最初に報告したリンネは、自生地としてゲルマニアと記しています。（ゲルマニアは、西はライン川、南はドナウ川、東はヴィスワ川、北はバルト海に囲まれた地域を指すそうです。）その様な地域の牧草地や落葉樹の林などに自生しています。別名にはスノードロップアネモネとかバイカイチゲのように可愛い名がついていますが、見かけによらずアグレッシブな強い植物らしいです。学名は、Anemone sylvestris L.でリンネが１７５３年に発表しています。キンポウゲ科(2016.04.05)
1)Linnaeus, Carl von :pecies Plantarum 1: 540. 1753. (Anemone sylvestris L.)項目10