１９６１年の花シリーズ切手は、それぞれの花が咲く季節毎に発行されている。椿を描いたこの切手は３月２０日に発売された。
椿は、１月頃から白色系が咲き始め、段々と色物が咲く傾向がある様に思う。絞り咲き（斑入り）の花の開花は、３月ぐらいだろうか、我が家では遅い部類に入る。
このツバキの名は、記されていないが、図鑑などを参照に見ると「春の台（春のウテナ）」と言う種類に似ている。もしそうならば、江戸時代にも愛でられた古典品種で天保１２年（1841年）の「古今要覧稿」という書物に載っている品種。
切手の大きさは、横約２６ミリ、縦約３６ミリの１０円切手である。