台湾の梅の花切手を先週まで載せて来たが、少し梅で続けて見ようと日本の梅の花切手を手持ちの中から探して見たところ数種類見つかった。今週は、その中で１９６６年、昭和４１年２月２５日に発行された日本の名園シリーズ、水戸偕楽園の梅をデザインした切手を選んで見た。
このシリーズは、この偕楽園の切手を初めに、同じ年の１１月３日に発行された岡山後楽園、鶴を大きく描いた庭園風景の切手、そして翌年１月２５日発行の金沢兼六園の冬景色をデザインした切手など３種の切手から成り立っている。
水戸偕楽園は、ご存知の通り徳川斉昭によって皆と共に楽しむ場として１８４２年造園された所で、現在１００種、３０００本の梅がある。
この切手の大きさは、横約２６ミリ、縦約３７ミリ、１０円切手である。因みに１９６６年頃の郵便料金は葉書が７円、封書は１５円だった。