インディアナ州は、東はオハイオ、南はケンタッキー、西はイリノイ、北はミシガン州に囲まれた所謂Ｍｉｄｗｅｓｔｅｒｎと言われている地域に位置している。合衆国へは１８１６年１２月１１日に１９番目の州として加わった。
この切手は、その日の１５０周年を記念して１９６６年１２月１１日に最初の州都Corydonで発行された。この小さな町Corydonは、州都が現在のインディアナポリスに移されるまで１８１６年から１８２５年の間インディアナ州の州都であり、ここで州の憲法が制定された。現在は人口３千人ほどの町である。
切手のデザインは、中央部に州の旗から採ったと思われるデザイン・ブルーを背景として最初の１３の州を表す１３の星が円状に配置され、その中にトーチが置かれ、その下にインディアン州より早く１３の州に続いて合衆国に加わった５つの州の星が半円状に描かれた。そして外側の星の上部中央にインディアナ州を表す星がやや大きめに描かれている。このインディアナ州を象徴するエンブレムの後ろ側に茶色の円が描かれ、１５０周年を表すsesquicentennialの文字と年代がブルーで、州名が白色で、最初の議事堂・Capitolとおぼしき建物がが黄色で描かれている。
切手の大きさは、横約２５ミリ、縦約４０ミリの５セントの記念切手である。