この切手で手持ちの州記念切手は最後になった。ミシシッピー州はアメリカ南部、メキシコ湾にも面した州で、東はアラバマ、西はアーカンソー、ルイジアナ、北はテネシー州に囲まれ、西側の州境に沿ってミシシッピー川が流れている。１８１７年１２月１０日、合衆国の２０番目の州となった。
この切手はその１５０周年を記念して１９６７年１２月１１日に最初の州都ナチェズ（Natchez)で発売された。この町は州で最も古い町で１７１６年に造られたと言う。現在は約１万８千人の人が住んでいる。切手のデザインは、先に紹介しているState Quater coinと同じく簡単で、中央部に州の花タイザンボクの花が大きく描かれているのみである。
タイザンボクは北アメリカにも多く見られる樹で隣のルイジアナ州も州の花に指定している。日本には明治時代にもたらされた。尚、切手の花は大分汚れていたので花びらの色だけは、なるべく元の色に近くなるように修正したので正式なものはインターネットなどで見て下さい。
切手の大きさは、横約４０ミリ、縦約２５ミリの５セントの記念切手である。