ウエストバージニア州は、１８６３年６月３０日に３５番目のアメリカ合衆国の州になったアパラチア山脈の北端に位置する州で、山の多い所からMountain Stateとの異名を持っている。また、年間２００日も雨や雪が降るので、自然が豊で美しい所だと紹介されている。歴史的には南北戦争の時に、奴隷制度に反対してバージニア州から分離し、独立した。北はペンシルバニア州、オハイオ州、西はケンタッキー、東の方はメリーランド、バージニア州などに囲まれている。我々の感覚では北部に属している様に思えるが、Manson-Dixon Lineの南側にある事から南部に入る。
切手は州昇格１００年を記念して１９６３年６月３０日、州都チャールストン（Charluston)で発行された。デザインは、緑の州に相応しく緑色をバックに州の輪郭地図が左側に描かれている。右側には、１９３２年にＫａｎａｗｈａ川に面して新たに造られた議事堂(Capitol)が描かれている。この建物はアメリカでも屈指の優美な建築物だそうだ。
切手の大きさは、横約４０ミリ、縦約２５ミリの５セントの記念切手である。