アメリカ州(Statehood)記念切手シリーズ

「アリゾナ州」切手

アリゾナ州は、カリフォルニア州とニューメキシコ州とに挟まれ、南はメキシコに接している米国南西部の州で、砂漠とサボテンの地として知られている。歴史的には、1863年に準州となり、州に昇格したのは1912年の2月14日で48番目であった。州都はフェニックス市。
この切手はは、正式な州となって50年を記念し、1962年2月14日フェニックスで発行された。
デザインは、花をつけた巨大なサワロサボテン(弁慶柱サボテン)が左側に描かれた。このサボテンは、高さ10メートルにもなり、200年の寿命を持つと言う。そして、5月から6月の涼しい夜に直径10センチ程の白い一夜花を咲かす。この花は、1931年にアリゾナ州の州花にも指定されている。切手のデザインでは、花をつけたサワロの横に、星空の下、雲間から現れた満月に照らされているこの独特な形をした巨大サボテンを置き、静まりかえった夜の砂漠のシーンを描き出している。
切手の大きさは、横約25ミリ、縦約40ミリの4セントの記念切手である。

stateariz.JPG

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