シンビジウムをデザインした切手は、珍しいと思ってネットで探すとかなりあることを知りました。カンボジア、ペナン、英国、ネパール、ブルンジ、インド、中国の切手がネットに紹介されています。昔は，贈り物として贈った定番の花でした。おもてなしの花といても良いのかも知れませんね。
シンビジウムは、オーストラリアや東南アジアが原産の蘭で、その中でもヒマラヤ産のように花が大きい種類を中心に育種が行われて現在私たちが栽培や観賞できる美しい園芸種が生まれたそうです。
日本最古の洋蘭としてシンビジウム・トラキアナムと言う原種の蘭が紹介されています。これは長崎のグラバー邸の主グラバーさんが日本に持ち込んだタイ、ミャンマーなどに自生しているシンビジウムで、その後グラバー邸の庭師に譲られたと言う話しが長崎と海外を結んだ植物たちに載っていました。(2016.05.26)