今週はオダマキのの花の切手です。先週と同様におもてなしの花切手第５集の５２円切手の一つです。オダマキをデザインした切手は日本では少ないようですが，ネットにあるキンポウゲ科 - 切手植物図鑑にも見られる様にアメリカ、カナダ、オーストリアを始め色々な国で発行されているのを知りました。これらの切手に描かれているのは所謂西洋オダマキで大柄の派手な姿をしているオダマキが殆どのように見えます。今回おもてなしの切手に描かれているオダマキは，日本のミヤマオダマキ系だと思います。日本の高山に自生しているオダマキで洋種のオダマキに比べて小柄で，色彩も美しく、凜とした品格があります。学名は、Aquilegia flabellata Siebold & Zucc.でシーボルト等によって恐らく日本で発見され１８４５年に報告されています。(2016.06.01)
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Siebold:Abh. Math.-Phys. Cl. Konigl. Bayer. Akad. Wiss. 4(2): 183. 1845.