この切手は、平成２５年５月２３日に発行された「自然と共生する」シリーズ第３集・日本の希少動植物の１枚です。３集には、他にエゾクロテン、ホントウアカヒゲ、ヨナグニマルクワガタ、ハマグリなどがデザインされた切手があります。デザイナーは星山理佳さんです。
カッコソウは、桐生市の鳴神山に自生している桜草の仲間で、１９７０年代には８０００株見られたものが、現在では８００株に激減し、絶滅危惧種Ａ類に指定されているそうです。
このカッコソウの変種で四国に自生するシコクカッコソウは、昔は、山草屋さんの店先に並んでいた事があり、私も何回か買い求めて栽培した事があります。とても美しい花です。ニホンサクラソウに似ていますが、自己主張がもっとはっきりしている花だった印象を持っています。とは言え、やはり高地に咲く花、夏場の管理に失敗して枯らしてしまいました。
この切手は、通常の切手より大きく、縦横それぞれ３６ミリの正方形をしています。