昨年〈２０１１年）に戴いたクリスマスカードに張られていた切手を二三載せています。
この切手はフランスの切手で、Eve LuquetがデザインしたMarianne du 14 Juillet siriesと言われているものの１枚です。このシリーズの切手は１９９７年から２００５年までに約２０種類程発行されている。描かれているのはフランス共和国のシンボルであるMarianneと言う女性で、頭には自由を表すフィリジアン帽をかぶっている。彼女は、架空の女性で、フランスではごく普通の女性名がつけられた。フランス革命に自由を求めて立ち上がった女性を象徴している。
背景には自由、平等、博愛のフランスのスローガンが記されている。
このシリーズの切手が最初に発行されたのは１９９７年７月１５日であるが、これ以前はMarianne du Beicentenariシリーズが、この後にはMarianne du Francais siriesが発行されているなどMarianneをデザインした切手は様々出ている様だ。
また、Juillet siriesの中でも多少文字などに変更があり、右端と下左部分の文字が違っている。即ち２０００年まではRepubulique francaiseが右端に書かれていた。２００１年以降は、これが下左端に移り、RFの二文字に変わっている。また右端の記述に、Luquet Jumeletとデザイナーと原版制作者の名も記入された。
この記載からこの切手は、２００１年以降に発行されたものと分かる。
切手の大きさは、横１５ミリ、縦２３ミリで、金額記載がないが、２０ｇの封書用のファーストクラス切手だと思う。