昨年〈２０１１年）に戴いたクリスマスカードに張られていた切手を二三載せています。
この切手も前回と同様にMarianne切手で、流通したのは２００８年７月１日からです。Marianne切手については、前回記しましたが、実に沢山の切手が発行されています。特に、戦後、新たなMarianne切手の発行に当たって、当時のドゴール大統領が選んで、Pierre Gandonデザインの切手が発行された事から、フランスでは大統領が新しく選ばれる度に、大統領が選んだ新しいデザインのMarianne切手を発行する事になっている様です。
この切手は、現サルコジ大統領が多くの応募作品の中から選んだもので、それぞれ色の異なる１３種類の同デザインの切手が発行されています。解説によると、皮肉ってか、モデルは、彼の若い妻ではないとことわって、デザイン者Beaujardが選んだ若い農民の娘だ書いています。
なお、Gandonは、モデルに自分の妻を選んびましたが、１９６９年からブリジット・バルドーやキャサリン・デヌーブ等の映画俳優もモデルになっているそうです。
切手の大きさは、横２１ミリ、縦２７．５ミリ程で、金額記載がありませんが、２０ｇの封書用のファーストクラス切手だと思います。