台湾の長い友人から手紙が来ました。定年退職したと言う知らせでした。定年と言っても本人は８５才。５０年を超える勤続だったそうです。その手紙に、この切手が貼ってありました。デザインされているのはブラジルの国花・キバナイベー（Tabepula chrysantha)、台湾では黄鐘木とか黄金風鈴木と呼ばれているノウゼンカズラ科の樹です。原産地はブラジルやベネズエラで、台湾には数十年前に渡来したそうです。初春２月頃から美しい黄色の花を一杯につけます。花が終わると葉が出ます。日本のサクラと比肩される樹です。樹高もサクラ並になるそうです。
発行は、２００９年３月１２日で、１２元切手です。
なお、これとよく似た同じノウゼンカズラ科の植物テコマ・スタンスを、最近、旬のページに載せました。