前回に続いて、平成２３年９月１日に発行された「季節の花シリーズ」の第１集の１枚、ハギをデザインした切手です。５０円切手と８０円切手があり、デザインは，いずれも中丸ひとみさんです。
この辺りではまだハギの花を見かけませんが、そろそろこの花の季節が来ます。切手のページにも既に３枚のハギをデザインした切手を載せてきました。第一に県花シリーズで宮城県の切手を、東京四季の花・木切手で東京のハギを，更に関東花紀行切手IIで茨城県のハギをそれぞれデザインした切手を載せました。
ハギは、古くから人々に愛でられ、万葉集には１３７首のハギの詩があるそうで，最もよく詠われた花木です。
ハギの漢字も秋の草木を意味させる秋の上に草冠のせてハギと読むとはロマンを感じます。また、ハギの名の由来は古い旧株からよく芽を出すので生え芽（ハエキ）と呼び，それがハギに変わったと言う説が有力の様です。古からの人々とこの花の関わり合いが分かる様な気がしてきますね。
日本全国にハギの名所も多く、関東のハギの名所や関西のハギの名所が紹介されています。