先週にドイツ帝国切手第４世代とも言えるゲルマニア切手を３種類載せましたが、４０ペニッヒ切手が抜けていたので今週追加アップします。それと一緒に載せているのが第３世代切手で１８８９年から１９００年の間、発行されたものです。デザインは、金額を表す数字とドイツの紋章鷲が中央に描かれています。先々週載せた切手（第２世代切手）が紋章の鷲にハンガリー王家の鷲を使っているのに対しこの切手ではドイツ帝国紋章の鷲を用いています。しかし、中央部に数字を持ってきたため、鷲の頭上の王冠しかはっきりと認識できません。また、切手に記されている発行元を表す文字は、この世代までReichspostとなっていますが、ゲルマニア切手からは、Deutsches Reichと変わって来ています。大きさは、ゲルマニア４０ペニッヒ切手が横約２０ミリ、縦約２６ミリ。ドイツ鷲(II)が横約２２ミリ、縦約２２ミリの５ペニッヒ切手。