昔の切手シリーズ

震災切手3銭切手

旧版富士鹿切手の後、1923年9月1日の関東大震災で印刷局と逓信省の在庫切手が焼失してしまい、急遽民間の会社に委託して暫定的に発行された切手を震災切手と呼んでいます。5厘からから20銭まで9種類あり、共に1923年10月25日発行です。デザインは中央に富士を描いたもの〔低額切手)と太陽を描いたもの(高額切手)の2種類があり、また金額ごとに色を変えています。殆どが裏糊と目打ちを省略しているそうです。大きさは、横約23ミリ、縦約26ミリ。なお、震災切手は半分以上が売れ残り、1925年4月30日で廃止になっています。
ここに載せたものは3銭切手です。

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