千葉県の県花と言われている菜の花をデザインしたものです。菜の花は千葉県の花として昭和２９年ＮＨＫが一般から公募したものです。広く県花として扱われてきましたが、千葉県の花として正式に設定されたものではないそうです。
千葉県には南部を中心に菜の花が美しい所が多くあり、春を待つ観光客が多く訪れています。菜の花は、ご存知の通りアブラナとかセイヨウアブラナ、或いは菜種とも呼ばれいる西アジアから北ヨーロッパを故郷とする花で、日本にも古い時代に渡来し、ネットの記載によれば弥生時代から利用されて来たと言います。
また菜の花をデザインした切手は余り多くありませんが、１９９０年４月発行のふるさと切手に千葉県の花として６２円切手、２００４年に関東花紀行切手シリーズに千葉県の花のとして野島岬灯台をバックにした５０円切手が、もう一つは、既に紹介したモンシロチョウと菜の花をデザインした４０円切手が発行されています。
なお、今回の切手は、平成２１年１２月１日発行のふるさとの花・県花シリーズ切手第５集の１枚、 ５０円切手。