散歩道の花 １月の花 その１２
ネモフィラ・メンジェシー
まだまだこの花の季節まで大分あるのに、人間様のために寒の時期に頑張って咲いています。ネモフィラ・メンジェシーです。私の好きな花の一つでもあり今まで何回も載せてきました。
アメリカのカリフォルニア州やオレゴン州の２０００メートル程の高地が原産地で
スコットランドの外科医で、植物学者で海軍の軍人でもあったArchibald Menzies（メンジー1754-1842)が１７９０年から９５年までGeorge Vancouverの率いる軍艦でアメリカの西海岸やハワイの調査しました。（カリフォルニアは１７９２−９４年）その時に発見した花です。彼はそれを英国に持ち帰り自分の農場や友人に分けたりし
育てていました。学名には彼の名が冠せられています。学名は、Nemophila menziesii Hook. & Arn.でイギリスの植物学者Hooker（フッカー1785-1865)等によって１８４１年に報告されました。発表したのは英国の海軍が
Beechey艦長
が１８２５−２８年に行ったアメリカ西海岸やベンガル海峡などの調査報告の中でその時採取した植物に関する報告書の中でした。その中でメンジーのことには触れていますが、同定に使った資料は新たに採取したものだったようです。
別名はルリカラクサ。
ムラサキ科(2017.01.19)
1)Hooker, William Jackson
Arnott, George Arnott Walker ：
The Botany of Captain Beechey's Voyage 152. 1841[1833]. (
（Nemophila menziesii Hook. & Arn.）
