スイスアルプスの山野草は実にすばらしい。2千から3千メートルの岩影に、あるいは融けつつある雪のそばに可憐に、しかもある場所では一面に咲いているのを見る事が出来る。ここ数年殆ど毎年6月の末に日本を出発して花との出会いの旅に出る。トレッキングの小道で雄大なアルプスの山々を見たり、目を足もとに落として草花を見る。幸せな一時である。

花の名前には多少自信がないものもありますが、日本の近似している花の名で紹介しました。間違っているものもあるかも知れませんので指摘して下さい。

edelweiss.jpg エーデルワイス

スイスアルプスを代表する花である。最近は滅多に見る事が出来ません。この写真はツェルマットで、ハイキング道から少しはずれた所で咲いていたのを撮ったものです。小さな群落を作っていました。


butter.jpg 西洋キンバイ

バターの様な色をしているからブッターと呼ばれると聞きました。黄色がきれいな花です。スイスではかなり低地でも見られます。


rose.jpg アルペンローズ

山の傾斜地など日当たりのよい場所などでよく見ました。よく知られた可憐な花です。


eisgloeckl.jpg ヒメヤマカガミ

雪解けの水が流れている様な所、残雪のそば等で静かに咲いています。しばしば群落を作っているのも見ました。可憐な花。


pulsatilla.jpg オキナグサ

サンモリッツの周辺でよく見ました。広く分布しているとは思います。花は早い様で、タイミングが外れるとみんなおじいさんの白髪になっています。

 

 

 

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