ソメイヨシノをデザインした切手で、比較的目にする機会が多い切手だと思う。
ソメイヨシノと言えば日本を代表する桜で、ヤマザクラとは違って園芸種である。ウィキペディアでソメイヨシノの項目を読むと江戸末か明治の初め東京の染井にいた植木職人達が、エドヒガン系のコマツオトメと言う桜とオオシマザクラを交配させて造ったものだと考えられているそうだ。この様に日本全国に広がったのはその後、戦前戦後を通して全国に積極的に植えられて来たからだと言う。
この切手は、１９６１年４月１日に発売された。当時、封書の郵便料金は２０グラムまで１０円だった。因みに戦後すぐ１９４６年には３０銭で４８年には５円、４９年８円、５１年１０円となった。現在の８０円に定められたのは、１９９４年である。
この切手の大きさは、横約２２ミリ、縦約２５ミリ。１０円の普通切手である。