この切手は、平成７年１１月２１日に発行された世界遺産第４集の切手の１枚で白神山地のブナの原生林をデザインしています。世界遺産をテーマにした切手は、様々なものが発行されていますが、白神山地のブナの原生林をデザインしたものはこの１枚の様ですし、青森県のふるさと切手白神山地・平成１１年（１９９９年）９月６日発行・に紅葉したブナの原生林が描かれている程度で、少ないのが意外でした。
ブナは、ご存じの通り、ヨーロッパでは、森の女王と言われる樹です。日本では、一時伐採が進み、森林の荒廃をもたらしました。今では、ブナの森は水を豊かに蓄えると言われ、新緑の若葉も、また紅葉も私たちを楽しませてくれる大事な森林資源と目されています。
切手は、８０円切手で、大きさは、縦約３７ミリ、横約２７ミリです。