この切手は、今年３月１日に発行された季節の花切手・第二集の１枚です。デザインされているのは、ムスカリの花（ユリ科）です。ムスカリは園芸植物としては決して珍しい花ではありません。私の散歩道の花でも今年の２月に､ まだ寒い頃、ムスカリの花を載せました。その時も書きましたが、原産地は、地中海沿岸地方や南西アジアで、日本に渡来したのは明治時代の初めです。英語名は、グレープヒヤシンスと言います。
ムスカリの名の由来は、麝香を意味するギリシャ語のmoschosですが．ムスカリには香りがあるものとない種類があるそうです。また、花の色も紫の他に白、黄緑、まれですが黄色、そして褐色の種類があると園芸書にありました。白と紫以外はまだ見たことがないので見てみたいものです。
切手のデザインは、花の切手ではお馴染みの中丸ひとみさん。切手の大きさは、このシリーズはすべて同じ縦約３０ミリ、横約２５ミリ通常切手より一回り大型です。５０円切手。