長い事続けて来たふるさとの花切手・県花シリーズも最後の１枚になりました。最後は愛媛県の花・ミカンをデザインした切手で、平成２３年５月２日発行の第１０集の切手です。デザイナーは貝渕純子さんです。
愛媛県ではミカンの花が、他県よりも早く昭和２７年５月５日に県花に制定されています。
この地でのミカン生産は、江戸時代末から始まり、温暖な気候や豊かな土壌に生産量を順調に増やしてきました。１９７０年（昭和４５年）から３４年間全国第一位の生産県でしたが、２００４年（平成１６年）に和歌山県に首位を譲って、現在第二位の約１６万トンを生産しています 愛媛県のミカンは、甘く、酸味が抑えられていて食べやすいのが特徴の様です。
この切手は、横約２３ミリ、縦約２６ミリの５０円切手ですが、同時に同じ花を中丸ひとみさんがデザインした８０円切手も発行されています