これもドイツの花シリーズ切手の一つである。デザインされているのはゴールデンポピー、我々が普通ハナビシソウと呼んでいる花である。春から初夏にかけて、この辺りでも時々見かけるケシ科の黄金色が目立つ美しい花。原産地が米国カリフォルニアであり、同州の州花にも指定されている。そのためか、別名でカリフォルニアポピーとも呼ばれる。またキンエイカと呼ぶ事がある。
何故ドイツの切手のデザインに採り上げられているかは分からないが、ハナビシソウをカリフォルニアでロシアの探検隊と一緒に発見したドイツ人医師で自然科学者だったヨハン・フリードリッヒ・エッショルツと関係があるかも知れない。また、属名には彼の名が使われている。
この切手の発行日は、２００６年１１月９日。大きさは、横約２２ミリ、縦約３１ミリの２ユーロ円の切手である。