１９６１年の花シリーズ切手は、すでに２月発行の梅から８月発行のアサガオまで７種類を載せて来ました。
この切手も、その一つで９月１日発行された秋の七草の一つであるキキョウの花の切手です。
キキョウは、秋の花と言われていますが、実際は、もう６月頃から咲いているのが見られ、普通、白花と紫の花をよく見かけます。端正な姿をしていて思わず立ち止まって眺めていたくなる花です。（秋によい花を咲かせるためには、早く咲いた花は切り込んで置く必要があるようです。）
原産地は、日本、朝鮮半島、中国東北部、キキョウ科。
１９６１年の花シリーズは、郵政９０年記念として毎月1種ずつ計１２種類季節の花をデザインして発行されました。また、特殊切手シリーズとしては、このシリーズは、数回目の発行で先輩格の様です。大きさは、横約２６ミリ、縦約３６ミリの１０円の切手です。