散歩道の花 １２月の花 その４
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キチジョウソウ
我が家のキチジョウソウ、ここ３年ほど鳴りを潜めていましたが、今年咲いているのに気が付きました。この花が咲くと何かおめでたいことが訪れると言ういわれ
がある花、最近あまりすっきりしていない我が家にとってうれしい開花です。もしかしたらもうすぐ迎えるダイアモンド婚を祝ってくれるつもりかもしれません。
この花の原産地は日本および中国で
林などに自生が見られます。学名は、Reineckea carnea (Andrews) Kunth でフンボルトの弟子のドイツの植物学者Kunth（クント1788-1850)が,イギリスの植物画家Andrews(アンドリュース1794-1830) が１８０４年
Sansevieria carnea Andrewsチトセラン属として発表していたものを見直してReineckea carnea (Andrews) Kunth キチジョウソウ属としたものです。なお、チトセラン属は、以前はリュウゼツラン科（現リュウケツジュ科
）の属で大分遠く離れた科や属に分類されていたのに驚きました。
I
キジカクシ（ユリ）科(2016.12.08)
1)Kunth, Karl Sigismund :Abhandlungen
der Königlichen Akademie der Wissenschaften zu Berlin 1842: 29. 1844. (Reineckea carnea (Andrews) Kunth )
2)Andrews, Henry Charles :Botanical Report 5: pl. 361. 1804(
Sansevieria carnea Andrews )
