散歩道の花 １０月の花 その４
ゲンノショウコ
今年はゲンノショウコが沢山、そしてきれいに咲いている。フウロウソウの仲間で
お互いよく似た花がいろいろありますが、古来からよく知られ、名が示すように服用したらすぐ効くという
こと
を意味する-現に証拠が示せるほど有効な薬草と言われてきたゲンノショウコです。
特に下痢や便秘に有効で、その有効成分はタンニンやフラボノイドと言われています。
自生地は日本、朝鮮半島、中国、中国では古い時代から生薬として用いられて
いました。
学名は、Geranium thunbergii Siebold ex Lindl. & Paxtonで、かのシーボルトの論文を英国の植物学者John Lindleyらが手を加えて
１８５１年に発表しました。
フウロウソウ科(2016.10.04)
1)Siebold, Philipp Franz von: Paxton's Flower Garden 1(12): 186, f. 115. 1851. (Geranium thunbergii
Siebold ex Lindl. & Paxton)
